マナーは愛

「LOVE」という英語が日本にはいってきたとき、私達、日本人は「愛」とは訳しませんでした。
「ご大切」と訳したそうです。
「愛」とは相手を心から大切に思う心。自分を大切に思うように、相手を大切に思うことです。

マナーは愛という言葉を言ったのは、新渡戸 稲造です。

5000円札のモデルにもなった新渡戸 稲造

「武士道」という彼の著書の中でこう語っています。
”体裁を気にして行うのならば、礼儀とは浅ましい行為である。
真の礼儀とは相手に対する思いやりの心が外にあらわれたもの。
礼儀の最高の姿は愛と変わりありません。”

礼儀・マナーとは「こうしたら相手からよく思われるよな」などの体裁を気にして行うのではなく、相手の立場に立って、相手が喜ぶことをするものであると。
思いやりの気持ちは「自分がされて嬉しいことをする、自分がされて嫌な事はしない。それを相手の立場に立って考えようとする」相手を慮った気持ちです。
思いやりの気持ちを持つことで、周りとよいコミュニケーションをしながらいきいきとした人生がおくれる、まさにマナーは人の為ならず自分のために大事なように思います。

私達は形だけのマナーではなく、相手を大切に思う、思いやりの心を大切にしたマナーを伝えていきたいと思っております。
季節や時期に合わせて、思いやりのマナーを発信していきます。

「マナーは愛」への2件のフィードバック

  1. 私は趣味で動の剣道、居合道を、一方静の茶道の世界にも心を寄せています。いずれも礼法、礼儀〔霊.心)を主で作法が従の所謂、霊主体従の生き方にこだわった主義者の一人です。心正しからざれば剣また正しがらず、礼に始まり礼に終わる剣の道は正に愛善世界と心得え指導も傍らしながら普及に努めております。これからもよろしくお願いします。

    1. コメントありがとうございます。
      私どももマナーを通じて思いやりの気持ちを子どもたちをはじめ、多くの方に広めたいと思っております。
      どうぞよろしくお願いいたします

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